王が絶対の信頼を置く側近を目指しましょう!



我と王のために For the King (and Me)

プレイ人数2~5人
プレイ時間30分

オークションを通して同じ色のカードを集めるゲームです。



<構成品>


政府の板1枚




貴族タイル5個





任務タイル36個




カード準備シート1枚





カード108枚
(政府省庁54枚、王様カード15枚、金貨カード39枚)





<ゲーム準備>

各プレイヤーは貴族のタイルを自分の前に置きます。

この下にあなたの任務(点数)タイルを置くことになります。




政府の板を真ん中に置きます。




2、3、4人のプレーヤーがいれば、5つの肖像画が見えるようにしなければいけません。





5人のプレイヤーの場合、6つの肖像画が見えるようにしなければいけません。






政府の版の肖像画の下にある空間に合わせて3点の任務タイルを置きます。






同じ種類の1点の任務タイルを3点のタイルの下に置きます。

2人で行う場合のみ、1点のタイルは使用しません。




カードの下の数字の中で、参加する人数より高い数字で表示されたカードを探して、
箱に入れます。(カードの下に番号がなければゲームで使用します。)

例)3人で行う場合、カードの下に4または5が表示されたカードは全て抜いて
残りのカードを使用します。




残りのカードをすべて混ぜた後、下の表に表示されたカードの数分を
ランダムで箱に入れます。




残ったすべてのカードを混ぜ直し、裏面が見えるようにし積み上げ山札を作ります。


最初のプレイヤーを決めます。
最初のプレイヤーが山札を前に持ってきたらゲームが始まります。



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<ゲーム進行>

ゲームは計2段階で行われます。

1.影響力を分ける段階

2.影響力を得る段階




影響力を分ける段階

この段階でプレイヤーは順番に王の顧問になります。

顧問は山札から自分、他のプレイヤー、公共の山札にカードを分配します。

デッキが底をつくまでプレイヤーはこの段階を継続して実行します。



1.カード分配

自分の番になると顧問になってカードの山の一番上から
カードを1枚ずつ引いて他のプレイヤーに見せずに
次の3つの領域のいずれかにカードを置きます。


-自分の前に

カードを自分の前にある個人の山に非公開(裏向き)で置きます。
(1回あたりの限度:カード1枚)


-テーブル真ん中に

カードを真ん中に公開して(表面で)置きます。
(1回当たり限度:カード1枚)



-政府の板の隣に

カードを政府の板の横の公共の山札の一番上に非公開(裏面)で置きます。
(1回あたりの限度:カード1枚)


その後、カードを引いてこの過程を繰り返します。 
3つの領域のうち1つの領域が1回あたりの限度に到達したら
それ以上その領域にカードを置くことはできません。

つまり、総人数+1枚のカードを置くことができます。

次のカードを引く前に先に引いたカードを置かなければなりません。

3領域とも1回当たり限度に達するまでカードを分配し続けます。

その後、次のステップを進めます。



2.中央カード選択


相手プレイヤーは顧問の左プレーヤーから始めて時計回りに
自分が真ん中に置いたカードの中から1枚を選び、他のプレイヤーの個人カードの山札に
非公開(裏面)で置きます。




-王カードをもらう-

個人カードの山札に追加するカードで王カードが出たら、
このカードをすぐ公開します。

そして、1つ以上の主要任務タイルの点数を変更します。
(下記の記号参照)

使った王様カードは箱に入れます。


タイルの点数を1より低い値に下げることはできず、
6より高い値に上げることもできません。

補助任務タイルも変更できません。


タイルの点数を変更すると、該当のタイルに切り替えて新しい点数を表示します。






選択した一つの主要任務タイル点数を1多くするかまたは、減らします。






選択した1つの主要任務タイルの点数を1変更します。
(カードに表示されたとおり+1もしくは-1)






選択した2つの主要任務タイルの点数を1変更します。
(カードに表示されたとおり+1もしくは-1)






選択した一つの主要任務タイルの点数を1多くします。
そして、選択した他の主要任務タイルの点数を1減らします。



補助任務タイル

補助任務タイルの点数は、主要任務タイルの点数によって自動的に変更されます。

この点数は常に該当する主要任務タイルの点数の半分(半分少なくした数字)と同じです。

この点数が0なら補助任務タイルを政府の板に上げません。


ゲーム中の主な任務タイルの点数を変更するたびに、補助任務タイルの点数を変更します。

2人で行う場合は主要任務タイルのみ使用します。 
補助任務タイルの規則は無視してください。




3.顧問を変える

左側にいるプレイヤーに山札を渡します。

そのプレイヤーが新しい顧問になってカード分配から新しいステップを始めます。

山札が底をついたら、影響力を得る段階に進みます。





-影響力を分ける段階の例-


1. 4人で行った時、あなたは山札の一番上のカードを引き、
そのカードを持っておくことに決めました。

2. 次のカードを引いて、真ん中に公開し(前面に)置きました。

3. あなたは3番目のカードがほしかったですが、
すでにカードを1枚持つことに決めてしまったので、
ゲームの第2段階である影響力を得る段階でそのカードをもらうことにし、
公共の山札の上に置きました。

4. あなたは残りの2枚のカードを真ん中に置かなければなりません。
相手は真ん中にある3枚の公開されたカードを1枚ずつ持っていくようです。




影響力を得る段階


この段階は、複数のラウンドにわたって行われます。

プレイヤーたちは個人の山札を手に持ってきた後、公共の山札が底をつくまで
竸りを順に行います。

1.公共の山札の一番上のカードを引いて真ん中で公開します。

2. 最初のプレイヤーから始まり、時計回りに該当のカードに対する竸りを行います。

規則に従って入札価格を上げるか、またはパスするか決めます。

3. 竸りで落札されたプレイヤーは、入札した費用を払ってそのカードを取得します。

*受け取ったカードが政府省庁のカードであれば、カードの数だけ該当する省庁の影響力を高めることができ、金貨カードなら次のオークションに使えます。



1.影響力を得る

順番が来たら竸りに入札して影響力を得たり、パスしたりすることができます。


落札

該当するラウンドで最初に入札する数字は1より大きいか同じである必要があります。

その後の入札は以前に入札された数字より高くなければなりません。

竸りを何周も行い、落札価格を上げることができます。


パス


パスすれば落札から外され、これ以上このラウンドの
オークションに参加することはできません。

1番目でもパスできます。



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ラウンド終了

一人を除いた全てのプレイヤーがパスすれば残ったプレイヤーが落札することになります。

影響力を得ることに成功します。 最後の落札でその人が落札した費用はいくらでも

該当する費用を払わなければなりません。

-もしプレイヤーが竸りを行ったカードが政府省庁または王カードであれば、
落札者は最後に落札した数字の分だけ金貨を出さなければなりません。 
落札金額より大きいか同じかの場合、一枚以上の金貨カードを捨てなければいけません。

必要以上にたくさんの金貨を捨てたら、お釣りをもらうことができません。

もし政府省庁のカード落札を受けたら、そのカードを持ってきます。 
もし王様カードを落札されたら、すぐにその効果使い、その後捨てます。

-プレイヤーが落札したカードが金貨カードの場合、落札者が言った最後の数字と同じ枚数、カードを他のプレイヤーに見えないように捨てなければなりません。 
それから、そのカードを持ってきます。

相手にもっと高く落札させるためにあまり関心のないカードの入札価格を上げたくなることもあると思います。
しかしその竸りで落札されたらあなたはその費用を支払わなければなりません。

もしカードが足りなければ、払わなくてもいいです。 
代わりに、左側にいるプレイヤーがそのプレイヤーからカードを抜いて他のプレイヤーに
見えないようにそのカードを捨てます。

その後、自分を除くすべてのプレイヤーが竸りを続けます。
もし、すべてのプレイヤーがカードに落札せずにパスしたら、
そのカードを捨てることになります。

公開されたカードが落札されたり捨てられると、左のプレイヤーが次のラウンドの最初の
プレイヤーとなります。
その後、公共の山札の一番上にあるカードを公開し、
プレイヤーたちはそのカードに対しての竸りを始めます

最終ラウンドが終わり、公共の山札がすべて無くなったら、
「ゲーム終了」の段階を進めます。



影響力を得る段階の例


あなたはこのカードを得ようと2金貨で落札しました。
他のプレイヤーが4金貨で落札し、他のプレイヤーはパスしました。

もう一度あなたの番がきて、あなたはパスをしました。
落札されたプレイヤーは4金貨を払わなければなりません。 

落札したプレイヤーの手には2金貨カード1枚と3金貨カード一枚があります。 
落札したプレイヤーはこの二つのカードを公開したが、一金貨は戻ってきませんでした

その後、竸りで落札したカードを持ってきます。
*持っているカードが王様カードの場合、効果をすぐに使います。



<ゲーム終了>



政府省庁カードの価値を色別に追加します。

一色の値の合計が最も高いプレイヤーは、その色の主要任務タイルを受けとります。

同点であった場合、
同点のプレイヤーの中で該当する色A(またはアルファベット順でaに最も近い)カードを
持っているプレイヤーがタイルを持っていきます。

次に、該当する色の補助任務タイルがあれば、次に合計が高いプレイヤーが
その色の補助任務タイルを受けとります。

複数のプレイヤーが2位で同点の場合、上述のような方法で優先順位を決めます。

主要任務で同点になった場合、優先順位を逃した同点のプレイヤーが
該当する補助任務タイルを持っていきます。


それぞれ主要または補助任務の影響力をすべて含めた上で点数を計算します。

さらに勝ち点が最も多いプレイヤーの勝利となります!

もし同点であれば、金貨カードの値が一番高いプレイヤーが勝利します。
(金貨はゲーム終了時に他の目的では使用されません)。

それでも同点であればA青色カード(またはアルファベット順)を
持った人の勝利となります。

同点プレイヤーが外交カードを持っていない場合、同じ段階を
文化、農畜産、建築、軍事、飲食カードを使用して優先順位が決まるまで進めます。