袋から材料を引いて鍋に入れ、最高の薬を調合しよう!

クアックサルバー 

Die Quacksalber von Quedlinburg

プレイ人数2~4人

プレイ時間45分

自身が獲得した材料を袋に入れて一つずつ取り出します。

調合する鍋が爆発するギリギリまで材料を鍋へ投入して

最高の薬を手に入れましょう!



<構成品>



釜 4つ(各自のゲーム版)




勝ち点板 (勝ち点及びラウンド表示)





薬剤書籍タイル (黄色x2、緑x2、赤x2、青x2、紫x2、オレンジx1、黒x1)


  

 



 
フラスコタイル 4枚




占いカード 24枚





ルビー 20個





薬剤チップ 216個





奉安タイル 4枚





水玉マーカー 8枚



 
火花マーカー 1枚(ラウンドマーカー)




勝ち点マーカー 4枚




ボーナスサイコロ 1個




ネズミマーカー 4枚


<ゲームの準備>

 
1. 占いカードを混ぜて裏面が見えるように積み上げて自分の前に置きます。

 
2. 勝ち点版をテーブルの真ん中に置きます。

 
3.火花マーカーをラウンドトラック(ランプの形)の「1」マスに置きます。

 
4. 封印タイル4つは'0'と書かれた面が見えるように勝ち点板の左下に置きます。
 

5. ルビーとボーナスサイコロは勝ち点板の横にまとめておきます。
 

6. 薬剤書のタイルのうち黒とオレンジ色のタイルを用意します。
この2つタイルは、すべてのゲームで使用します。
黒い薬剤書籍は2人用の面と3~4人用の面が別に存在するので、
必ず現在のプレイヤー数に合った面を使用します。
 


7. 残りの黄色、緑、赤、青、紫の薬剤書籍はそれぞれ第1~4巻で構成されます。
本の下側に突き出たブックマークの数が一つで第1巻、二つで第2巻と見ます。
この5種類の薬剤書籍は種類ごとに1冊ずつ選んでゲームに使用します。
*このゲームが初めての場合、第1巻だけを選んで使うことをおすすめします。


8. 緑、青、赤の薬材書籍のみ中央に広げ、
黄色、紫の薬材書籍はしばらく片付けておきます。
(黄色の薬材書籍は2ラウンド、紫の薬材書籍は3ラウンドから使用)


9. 薬材チップは、各色ごとに集めて該当する薬材書籍の下に積んでおきます。


10. それぞれ袋、釜、釜と色が同じ勝ち点マーカー/水玉マーカー/ねずみマーカーを持ってきます。

 
11. 釜を自分の前に置き、
水滴マーカーを釜の真ん中の「0」と書かれた泡マスに置きます。


12. それぞれ自分の釜と同じ色のフラスコタイルを持っていき、 
釜の右下の皿に置きます。
この時、水薬が入っている面が見えるように置きます。


13. ネズミマーカーは、フラスコ皿左の小さな器に置きます。


14. ルビー1個をルビー袋に入れます。


15. 各自、薬剤チップを持っていきます。
[白1] 4個、[白2] 2個、[白3] 1個、[オレンジ1] 1個、[緑1] 1個を
各自ポケットに入れます。


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<ゲーム進行>

 
計9ラウンドにわたって行います。
ラウンドは火花マーカーで現在のラウンドを表示します。



1) 「章開始」

 

(a) 占いカード公開


ラウンドが始まったら、スタートプレーヤーが占いカードの山から 
一番上のカード1枚を引いて大きな声で読み、勝ち点板の横に前面に置きます。
この効果はすべてのプレイヤーに適用されます。
紫色の占いカードの効果は直ちに適用されます。
青色の占いカードの効果は、ラウンド終了時かラウンド中に適用されます。


(b)ネズミマーカー前進 : 2ラウンドから適用


占いカードを読んだあとは、ねずみマーカーが使用されます。
「水薬作り」をする前に釜を満たす過程です。
現在、勝ち点1位のプレイヤーを除いた残りのプレイヤーたちは自分の釜に 
ネズミのしっぽを入れて自分のネズミマーカーを前進させます。
前進するマス数は 「勝ち点トラックで現在勝ち点1位と
自己勝ち点マーカーの間にあるネズミのしっぽの数」と同じです。
各自ネズミマーカーを水玉マーカーの上にのせ、そこから前進させます。




2)「水薬作り」

 
全てのプレイヤーは、自分の袋から一つずつ
中を見ないでランダムに薬剤チップを取り出し、自分の釜に置きます。
順番と関係なく、全プレーヤーが同時にこの段階を進めます。
プレーヤーが自分の釜を同時に満たすことはできますが、
薬剤を取り出すことまでは同時にする必要はありません。

自分の水玉マーカーまたはネズミマーカーを基準に、
薬剤チップをその薬剤の品質値だけ離れた距離に置きます。
薬剤の品質値は最低1から最大4です。

つまり、品質値1の薬材は1マスの距離に、
品質値2の薬材は2マスの距離に置きます。

2番目に取り出した薬材からは、先ほど置いた薬材を基準に離して置きます。

毎回薬剤を一つ取り出して置いた後は、 
各プレイヤーは自分が薬剤をもっと取り出すか
それともここで水薬作りをやめるか決めなければなりません。
釜の爆発のため強制的にやめる状況も生じます。
もし袋に残った薬材がなければやめなければなりません。



(釜爆発)

現在まで、自分の釜に置かれた白い薬材の品質値の合計が7を超える場合、
そこにイヌツゲが入りすぎて釜が爆発したと扱います。
釜を爆発させたプレイヤーは水薬作りを強制的に止めなければなりません。
しかし、最後に取り出した薬材は釜に置かれます。



(薬剤特殊行動)

白い薬材とオレンジ色の薬材には特殊行動がありません。
青、赤、黄色の薬剤の特殊行動は、袋から取り出した時すぐに行います。
遂行したくなければしなくても大丈夫です。
緑、紫、黒の薬剤の特殊行動は「物作り」段階が終わった後に行います。



フラスコ

先ほど取り出した薬材が白い薬材ならフラスコタイルを使って
それをまたポケットに入れることができます。
フラスコを使ったあと"水薬づくり"を続けることができます。




3)「水薬評価」

 
各プレイヤーは、自分の釜に最後に薬剤を置いたマスのすぐ次のマスを 
今ラウンドの「得点マス」とします。
各自の得点マスを基準に水薬を評価します。
「水薬評価」段階の小段階は、勝ち点板の真ん中に表示されています。
すべてのプレイヤーが一緒に以下の小段階を左から右へと行います。



(a)ボーナスサイコロ


釜を爆発させたプレイヤーを除き、 
残りのプレイヤーの中で自分の得点マスに書かれた番号が 
一番高いプレイヤーがボーナスサイコロを転がします。
 
しかし、釜には番号が同じ泡だてマスもあるので、 
番号が同率なら得点マスの位置が
釜の中心からさらに遠く離れたプレイヤーが転がします。


勝ち点1点獲得                    

勝ち点2点獲得                    

ルビー1個獲得                    
自分の水玉マーカーを1マス前進            
オレンジ色の薬剤を1個獲得して自分の袋に入れる。   

 


(b)薬剤特殊行動


スタートプレーヤーから時計回りにそれぞれ自分の釜に黒、緑、紫色の薬剤が
置かれていることを確認し、該当する特殊行動を実行します。




(c)ルビー


自分の得点マスにルビーが書かれていればルビー1つを獲得します。




(d)勝ち点


スタートしたプレーヤーから時計回りに 
それぞれ得点マスに書かれた勝ち点を獲得します。
勝ち点板の上で自分の勝ち点マーカーを前進させて記録します。



(e)薬材購入


スタートプレーヤーから時計回りに、それぞれ薬剤チップ1個を購入するか、
色違いの薬剤チップ2個を購入します。
今回のラウンドで得られるお金は自分の得点マスの番号と同じです。
薬剤チップの価格は、薬剤書籍タイルの左ページに書かれています。
左が品質値1の価格、中間が品質値2の価格、
右側が品質値4つの価格です。
 
もし値段が一つだけ書かれていれば、 
その色の薬剤は品質値がそれだけだということです。
品質の高い薬材であればあるほど、 
釜に置くときにより遠く離れたマスに置くことができます。
それに緑色や青色の薬剤は品質値によって特殊行動が異なります。
使用していないお金はラウンドが終わると無くなります。




(f)ラウンド終了


今ラウンドが終了します。

プレイヤーは保有しているルビーを消費して以下の行動をすることができます。
同じ行動を繰り返すことも可能です。
 
- 水玉マーカー前進:ルビー2個を消費して水玉マーカーを1マス前進させます。
-フラスコを満たす:ルビー2個を消費しフラスコタイルをひっくり返します。





<ゲーム終了·勝利>

 
9ラウンドが完全に終わるとゲームが終了します。

勝ち点が最も高いプレーヤーが勝利します。

同点の場合、最終ラウンドの得点マスが遠い方が勝ちます。


 

<薬剤図鑑>

*カボチャ(オレンジ色)

特殊行動がありません。

釜を満たす用途にしか使いませんが、薬剤の中で一番安いです。



*カラスの骸骨(青色)

第1巻

青色の薬材を取り出して釜に置いた後、

直ちにその品質値に合わせて薬剤を数台抜いて確認することができます。

- 【青色1】であれば、薬剤を1つ選んで確認します。

- 【青色2】なら薬剤を2つ抜いて確認します。

- 【青色4】なら薬剤を4つ選んで確認します。

このように確認した薬剤の中から1つを選んで、通常のルール通り釜に置くことができます。

(残りの薬剤はまた袋に入れます。)

もし引いた薬が全部気に入らなかったら、全て袋に入れます。

この時、追加で釜に置いた薬剤に特殊行動があれば、通常通りに遂行することができます。



第2巻

釜が爆発してもグラウンドの「水薬評価」で

勝ち点とお金の両方を獲得できるよう保護されます。

[青1]ではすぐ次の薬剤で爆発した場合、[青2]ではその次の薬剤2つのうち爆発した場合、[青4]ではその次の薬剤4つのうち爆発した場合まで保護されます。



第3巻

もし青色の薬材を置いた泡立て器にルビーが描かれていたら、

すぐにルビー1個を獲得します。

青色の薬剤の品質値は関係ありません。



第4巻

もし青色の薬材を置いた泡立て器にルビーが描かれていたら、すぐに勝ち点を獲得します。

すぐに勝ち点マーカーを前進させ

[青1]では1点、[青2]では2点、[青4]では4点獲得です。



*ベニテングダケ(赤色)

第1巻

この薬材を釜に置く前に、

現在自分の釜に置かれているオレンジ色の薬材(カボチャ)の個数を数えます

オレンジ色の薬剤1~2個が置かれた状態であれば、

今回置く赤色の薬剤を1マス追加で前進させ、

オレンジ色の薬剤が3個以上置かれた状態であれば、2マス追加で前進させます。

もし現在置かれているオレンジ色の薬剤が全くなければ、

通常のルール通りに置いてください。


第2巻

赤い薬材を取り出したら、自分の釜のすぐそばに保管します。

自らであれ強制的にであれ、薬剤を取り出すのをやめた後、

保管中の赤い薬材を、最後の薬材の次に通常のルール通りに置くことができます。

釜の横に保管している赤い薬材はラウンドが過ぎても無くならないので、

ラウンドが終わるたびに保管中の赤色の薬材を釜に置くかどうかを決めます。

保管されている赤い薬材が複数あれば、

そのうち何を置いて何を保管するかも決められます。

この決定まで終わらせれば「水薬評価」段階に移ります。



第3巻

赤色の薬剤を取り出して釜に置くとき、もしその前に釜に置いた薬剤が白色であれば、

その白色の薬剤の品質値だけ今回の赤色の薬剤をさらに前進させます。



第4巻

現在、赤色の薬材が自分の釜に一つでも置かれていれば、

その時から釜に置かれるすべての「白1」は、2マス離れた泡マスに置きます。

後に置かれる赤色の薬剤は、以前に置かれた白色の薬剤に影響しません。

「白2」と「白3」は、この特殊行動に影響を受けません。


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*マンドレイク(黄色)

第1巻

黄色の薬材を取り出して釜に置いた直後、もしその直前に釜に置かれた薬材が白色なら

その白い薬材を袋に戻します。

白い薬材があった泡マスは空欄となり、

たった今置かれた黄色い薬材はその場を守ります。

[白2]は再び袋に戻り、[黄1]は3番の泡マスにそのまま留まります。



第2巻

黄色の薬材の次に置かれる薬材は距離が2倍に伸びます。

例えば、黄色の薬材を置いて次に品質値2の薬材を取り出したら、

その薬材は4マス離れた泡マスに置きます。



第3巻

ラウンドの最初に黄色の薬材を釜に置いたら

今回のラウンドでは、釜の爆発限界が「7超過」から「8超過」に上昇します。

今回のラウンドに黄色の薬材を3つ釜に置いたら、

自分の釜の爆発限界が'9超過'に上昇します。

黄色の薬剤の品質値は関係ありません。



第4巻

黄色の薬材を釜に置くたびに、今ラウンドで

自分の釜に置かれた黄色の薬剤のうち、何番目か確認します。

-今ラウンド最初の黄色の薬剤であれば、釜に置いて1マス追加で前進させます。

-今ラウンド2番目の黃色の薬剤なら、釜に置いて2マス追加で前進させます。

-今ラウンド3番目の黄色の薬剤なら、釜に置いて3マス追加で前進させます。

それ以降に取り出した黄色の薬剤は、さらなる前進効果はありません。

黄色の薬剤の品質値は関係ありません。




*蛾(黒色)

(2人ゲームで使用される面)

水薬評価」段階のB小段階に、自分の釜にある黒い薬剤の個数を数えます。

相手と個数が同じなら、自分の水玉マーカーを1マス前進させます。

もし、その個数が相手より多ければ

自分の水玉マーカーを1マス前進させてルビー1個を獲得します。


(3~4人で使用される麺)

「水薬評価」段階のB小段階に、自分の釜にある黒い薬剤の個数を数えます。

もしその個数が私の左/右プレーヤーの中で少なくとも1人よりは多いなら、

水玉マーカーを1マス前進させます。

もしその個数が両方のプレイヤーより多ければ、

水玉マーカーを1マス前進させ、ルビー1個を獲得します。



*幽霊息吹き(紫色)

第1巻

水薬評価のB小段階に、自分の釜にある紫色の薬剤の個数を数えます。

- 紫色の薬剤が1つなら、勝ち点1を獲得します。

- 紫色の薬剤が2つなら、勝ち点1点とルビー1点を獲得します。

- 紫色の薬剤が3つ以上なら、勝ち点2を獲得して自分のしずくマーカーを1マス前進します。



第2巻

物件評価段階のB小段階に、

私の釜にある紫色の薬剤を捨てて、他のボーナスを獲得することができます。

1ラウンドに一度だけできます。

- 紫色の薬剤を1個捨てたら、[黒色1]1個+勝ち点1点+ルビー1個を獲得します。

- 紫色の薬剤を2つ捨てたら、[緑1]1つ+[青2]1つ+勝ち点3を獲得して

水玉マーカーを1マス前進させます。

- 紫色の薬剤を3つ捨てたら、[黄色4]1つ+ルビー1つ+勝ち点6を獲得して

水玉マーカーを2マス前進させます。



第3巻

水薬評価段階のB小段階に、紫色の薬剤が自分の釜からどの位置にあるかを確認します。

0~9番の泡だて箱には紫色の薬剤は勝ち点0点を獲得します。

10~19番の泡だて箱にある紫色の薬剤ごとに勝ち点1を獲得します。

20~29番の泡立ち欄にある紫色の薬剤ごとに勝ち点2点を獲得します。

30番およびその取締役の泡だて箱にある紫色の薬剤ごとに勝ち点3を獲得します。



第4巻

水薬評価段階のB小段階に、自分の釜にある紫色の薬剤の個数を数えます。

- 紫色の薬材が1つなら、私の釜の品質値1つの薬材を何でも1つ捨てて

同じ種類の品質値2つの薬材を一つ持ってきます。

- 紫色の薬材が2つなら、私の釜の品質値2つの薬材を何でも1つ捨てて

同じ種類の品質値4種類の薬剤を一つ持ってきます。

- 紫色の薬材が3つ以上なら、私の釜の品質値1つの薬材を何でも1つ捨てて

同じ種類の品質値4種類の薬剤を一つ持ってきます。

この交換は1ラウンドに一度だけできます。