スピーディな展開と駆け引きの妙が楽しめるボードゲームです!


ジャイプル (Jaipur)

プレイ人数2人
プレイ時間30分

ジャイプルは、インドのラジャスタン州の州都です。
相手よりも良いレートで品物を入手、販売してマハラジャの専属商人になろう!



<構成品>


ラクダカード11枚




市場カード44枚
(ダイヤモンド、金、銀、生地、香辛料、革)





コイン60個

(商品コイン、ラクダコイン、ボーナスコイン、対象者の証票)

* 商品コインの価値は表面に小さな数字、裏面に大きな数字で書かれています。
数字が高いほど価値が大きいコインで、ボーナスコインには
裏面にのみ価値が書かれています。




<ゲーム準備>


1. プレイヤー二人の間にラクダカード3枚をラクダの絵が見えるようしておきます。
2. 残りのカードをよく混ぜ合わせ、裏面が見えるようにし、山札を作ります。

3. ダミーの一番上にあるカード2枚をラクダカードの横に絵が見えるようにおきます。

ここに置かれた5枚のカードは市場カードを意味します。






4. 山札の中からそれぞれ5枚ずつカードを引きます。
この時、引いたカードは相手に見られないようにします。






5. 自分が選んだカードの中にラクダカードがあれば、ラクダカードをすべて公開し、自分の前に絵が見えるように積み上げてラクダカードの山を作ります。 このときラクダカードの山は、各プレイヤーの”ラクダの群れ"だと呼びます。






6. 商品コインを種類別に分類した後、各コイン別に価値の高いコインが上に来るようにおきます。(数字が高いほど価値が高いコインです。)

7. コインの価値を確認しやすいよう、上の写真のように商品コイン
横に広げてください。

8. ボーナスコインもコインに描かれたカードの個数に応じて3セットに分類します。
ボーナスコインの山は横に広げず、よく混ぜて積み上げてください。

9. ボーナスコインの隣にラクダコインを置いて、
持っていきやすい場所に
対象者の証票3つをおきます。


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<アクション>

自分の番には

A.カードを持ってくる or B.カード売る

二つの行動のうち一つができます。

(二つの行動を一度に2つすることはできません!)




A.カードを持ってくる

カードを持ってくることを選択した場合は、次のいずれかの行動を選択します。

1) 自分のカードと市場のカードを2つ以上交換する。

2) 市場の商品を1つ持ってくる

3) 市場のラクダカードを全て持ってくる




A-1.自分のカードと市場のカードを2つ以上交換する


市場で欲しいだけ商品カード(最低2枚以上)を持ってきます。
お互いに種類の違う商品カードを持ってくることはできますが、
ラクダカードは持ってこれません。






または商品を持っていった後の空席をラクダの群れの
ラクダカードで埋めることができます。
つまり、1番の行動を選ぶ場合、ラクダカードを下ろしておくことはできますが、
持ってくるのは不可能です。



A-2.市場の商品を1個持ってくる



市場で欲しい商品カード一つを自分のカードの山に持ってきます。
そして、山札の一番上のカード1枚を裏返して市場の空席に置きます。
同様に、ラクダカードを持ってくることはできません。





A-3.市場のラクダカードをすべて持ってくる


市場のすべてのラクダカードを持ってきて、自分のラクダの群れの場所に置きます。

その後、山札から持ってきたラクダカードの数だけ、カードを裏返して空席を埋めます。

(3番を選択する場合、必ず市場のすべてのラクダを持って来なければなりません。)



* プレイヤーは自分の番が終わるときに手に7枚以上のカードを持つことができません。
ただし、ラクダカードは該当するカード数に含まれません。





B.カード売る

カード販売は計3段階で行われます。


まず、自分が手にした商品カードの中で販売する
商品カード1種類を選んで、カードの絵が見えるようにカードを捨てます。
* 1度に商品を1種類のみ販売できます!!






次に、自分が捨てた商品カードと同じ種類の商品コインを
捨てた商品カードの数だけ持ってきます。

この時、商品コインは一番上にある(価値の高い)コインから持ってきます。
持ってきたコインは自分の前に積んでおきます。






最後に、もし自分が捨てる商品カードの個数が3枚以上なら、
捨てたカードの数に応じてボーナスコインを受け取ることができます。






3枚      4枚      5枚 

左からカード3枚を販売した時、4枚を販売した時、5枚を販売した時に
持ってくることができるボーナスコインです。





ボーナスコインの価値はコインごとに異なり、持ってくる前に見ることはできません。
多くのカードを販売した時に持ってくることのできるボーナスコインほど、
価値は高いです。






価値の高い商品であるダイヤモンド、金、銀のカードを販売する時は、
必ず一度に2枚以上販売しなければなりません!!

(残りの商品コインが1個だけでも必ず2個以上販売しなければなりません。)


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<ラウンド終了の条件>


次の2つの場合にラウンドが終了します。


(1)


商品コイン3種類がない場合



(2) 


市場にカード置かないといけませんが、山札にカードがない場合




<点数の計算方法>


1) 自分のラクダの群れに、より多くのラクダカードを保有している人がラクダコイン
をもらうことになります。
ラクダコインは5ルピーの価値があります。

もし二人のプレイヤーが持っているラクダカードの枚数が同じなら、
誰もラクダコインを受け取ることができません。



2) 各自持っているすべてのコインを公開し、総価値(ルピー)を計算します。


3) より多くの価値(ルピー)を持つプレイヤーが対象者の証票1枚をもらいます。


* もし同点なら、ボーナスコインの個数がより多いプレイヤーが
対象者の証票を受けることになります。 
ボーナスコインの個数も同じであれば、商品コインの
個数が多いプレイヤーが対象者の証票をもらえます。



4) 対象者の証票を2つ集めれたプレーヤーができるまでラウンドを繰り返します。

(3戦2先勝制)




<ラウンド終了>

ラウンドが終わった時、誰かが対象者の証票を2つ集め終わったら、

そのプレイヤーの勝利でゲームが終了します。