プレイヤーは錬金術師となり、失敗作として生まれたモンスターを他の錬金術師に押し付け合うゲームです。


ウィアード・アルケミィ Weird Alchemy

対象年齢:10歳以上|人数:2〜6人|プレイ時間:約45分


目次

[1] 構成物

[2] カードの種類

[3] ゲーム準備

[4] プレイの流れ

[5] ゲーム終了

[6] 得点計算



[1] 構成物

カード合計85枚

モンスターカード 25枚

パスカード 35枚

魔法カード 19枚

爆発カード 6枚



[2] カードの種類

パスカード

手番で他のプレイヤーにカードを押し付ける際に使用します。カードの右上に示された方向と枚数に従い、必ずその枚数分のカードを渡します。渡せるカードはモンスターカード・魔法カード・パスカードすべてです。

魔法カード

爆発カードが出る前と後で使用可能な種類があり、ゲームの展開を変える特殊効果があります。

爆発カード

出た場合、すべてのプレイヤーは手札を公開し、モンスターカードを自分の前に表向きで置きます。その後、魔法カードを使って反撃や操作が可能です。

モンスターカード

他のプレイヤーに押し付けるカードです。同じ形のモンスターカード3枚で1セットとなります(一部例外あり)。



[3] ゲーム準備

カードの山から爆発カード6枚を取り除きます。

残りのカードをシャッフルし、各プレイヤーに3枚ずつ配ります。

取り除いた爆発カード5枚は山札に戻し、1枚は山札の底に表向きに置きます。



[4] プレイの流れ

各プレイヤーの手番では 必須行動1つ と 選択行動2つ のうち1つまたは2つを行います。


選択行動① パスカードの使用

- 手札のパスカードを使用し、カードに示された方向と枚数で他プレイヤーにカードを渡します。

使用したパスカードは廃棄します。


選択行動② 魔法カードの使用

- 手札の魔法カードを使用可能であれば、モンスターを押し付けたり、他のカードの効果を無効化できます。

使用しない場合は次の手番へ。

必須行動 カードを1枚引く

山札からカードを1枚引きます。


モンスターカードに「追加カード」マークがあれば、示された枚数分カードを引きます(ただし爆発カードが出た場合はその時点で引くのを中止します)。


爆発カードを引いた場合は以下を行います:

手札を公開し、モンスターカードを自分の前に置く

使用可能な魔法カードを使用する(順番は爆発カードを引いたプレイヤーから時計回り)

使用しなかった魔法カードやパスカードは手札に戻ります。



[5] ゲーム終了

山札から最後の爆発カードが出た時点でゲーム終了。

各プレイヤーは前に出したモンスターカード、手札の魔法カード・パスカードの点数を計算します。



[6] 得点計算

公開されたモンスターカード:1枚につき2点(トロールティコンは4点)

手札の魔法カード・パスカード:1枚につき1点

「錬金術師フレッド」カード:3点


勝利条件

最も少ない点数のプレイヤーが勝者です。

同点の場合は手札が少ないプレイヤーが勝利。

それでも同じ場合は共同勝利となります。


まとめ

「異常な錬金術」は 押し付け合い+手札管理+魔法効果のタイミング が楽しいゲームです。

爆発カードや魔法カードの使用タイミングで一気に展開が変わるため、運と駆け引きの両方が勝敗を左右します。