王女と騎士のドラゴンのタイル配置ストーリーゲーム!
フェアリー タイル Fairy tile
プレイ時間30分
プレイ人数2~4人

他の話者より先に自分の話を完結させよう!

あなたはこの世界の語り部となり、

自身の「本」に記されたすべての物語を完成させることを目指します。

あなたは常に1枚の目的――物語の1ページ――を持っています。

その物語に示された目的を達成するように手番を進めていきます。

手番に出来ることは、

A:王女か騎士かドラゴンのどれかを移動させる。またはタイルの追加。

B:ページをめくる。

この2つだけです!


目次

1.構成品

2.ゲーム準備

3.ゲーム進行

4.ゲーム終了


1.構成品

・キャラクターフィギュア3個



・ランドタイル 15枚
・スターティングタイル3枚
(//模様が描かれています)


・レギュラータイル 12枚


・ページカード 36枚

・プレイヤーエイドカード 4枚


・マジックトークン4個

・取扱説明書(英語) 1部



ゲーム概要&勝利条件

王国のタイルを置き、王女、騎士、ドラゴン

高い山と森、そして広々とした壮大な城に移動します。

カードに書かれた条件どおりにキャラクターを動かすことに成功したら、

カードをおいてそのカードに書かれた話を他の人に聞かせられます。

一番最初に自分のカードを全て使って素敵な話を完成した人が勝利!


構成品の説明

フィギュア

ゲームに使用するフィギュアは3つです。

フィギュアには決まった持ち主がいません。

私のもの、あなたのものを問わず誰もが一緒に使用しましょう。


ストーリーカード

皆さんが作っていく話が描かれたカードです。

簡単に言えば「私が達成すべき目標」と言えます!

物語を作りながら、その物語の中に浸ってみてください。


王国タイル

王国タイルを置いて王国をどんどん広げていきましょう。

王国タイル1枚は地形3マスで構成されています。

   郡    森    山    城

いくつかのタイルには基本的な地形(郡・森・山・城)に加えて川が描かれています。




姫文様()、騎士文様()、ドラゴン文様()
描かれたタイル3枚はスタートタイルです。
各模様が描かれたところに適したフィギュアを置いてゲームを始めます。
スタートタイルの片隅には白い点が写っています。



魔法トークン

  前面    裏面

魔法トークンが前面なら、ゲーム中に裏面に反転して特別な効果を書くことができます。


2.ゲーム準備

1. スタートタイル3枚を探して、白い点が一点集めておきます。

川も1つの列につながる必要があります。

2. 姫文様には姫フィギュアを、騎士文様には騎士フィギュアを、

ドラゴン模様にはドラゴンフィギュアを置きます。



3. 残りの王国のタイルを混ぜて1つの山に積み重ねます。



4.各プレイヤーは魔法のトークンを一つずつ持っていき、
自分の前に背面が見えるように置きます。



5. ストーリーカード36枚を全て混ぜて各プレイヤーに同じ枚数分に分けてください。

それぞれ受け取ったカードは、背面が見えるように自分の前に積んでおいてください。

(このカードの山をそれぞれの「ストーリーブック」と呼びます。)

それぞれ自分のストーリーブックからカードを1枚抜いて手に持ち自分だけ見てください。

他のカードはまだ引いてはいけません。


6. 最も年輪が深いプレイヤーから順番を始めます。


ヘルプ情報!

王国タイルは両面です。

ゲームを準備するたびに王国のタイルをひっくり返して混ぜる。

そうすればゲームが多彩になります!



3.ゲーム進行

プレイヤーが一回ずつ進行します。

プレイヤー中、誰かが自分のストーリーブックを

すべて繰り広げるまでゲームが進行します。


自分の番でする行動

最も年輪が高いプレイヤーから順番を始め、時計回りに順番が回ります。

自分の番では、以下の2つの選択肢のうちの1つだけを選んで行ってください。

パスはできません!


物語を作る


または


別のページにうつる


物語を作る

「物語作り」は冒険する! ▶冒険談聞かせる!で構成されています。

※冒険する!

以下の2つの行動のうち1つだけを選んで行います。


a キャラクターの移動


または


b王国タイル配置



a キャラクターの移動

キャラクターの一つを選んで一度動かします。

キャラクターごとに動く方法が違います!


:姫は隣接するマスに1マスだけ移動できます。

これとは別に、姫は城から別の城にまっすぐジャンプすることができます。

もちろん、城から(ジャンプせずに)隣接するマスに移動するだけです。


もし姫が1マス動いて城に入ったら、

すぐに別の城にジャンプできます。


姫が城から出発したら、

別の城にジャンプした後、1マス動けます。



参考:姫がジャンプするには、必ず1マスを移動する必要があります。

移動前にジャンプしたり、移動後にジャンプできます。



騎士:出発地から正確に2マスの距離に移動する必要があります。

1マスだけの移動はだめで、2マス移動したけど、

出発地のすぐ隣に行ってもいけなくて、出発地に戻ってはいけません。



ドラゴン:ドラゴンの出発位置から六角形の一辺を選んで

その方向を一直線で最後までずっと飛んでいきます。


下の画像を見てください。

一方向にずっと飛んでいきますが、タイルが途切れたところまで到着すると止まります。

途中で勝手に止めることはできません!

そして空白のマスを飛び越えることもできません。

どんなフィギュアでも、王国のタイルを離れて外に出ることはできません。

しかし、他のフィギュアがあるマスに止めることはできます。
1マスに3つ集まるのも可能です。


王国のタイル配置

王国タイルの山から1枚を持ってきて、既存の王国タイルの横に貼り付けます。

この時、持ってきた王国タイルはひっくり返さずにそのまま置かなければなりません。


新しいタイルは必ず既存のタイルに繋げて配置して、

少なくとも2つ以上の辺に当たって置かなければなりません。

(その「2つ以上の辺」は互いにつながっていなければなりません。)



川の隣に新しいタイルを配置すると、必ず川がつながるようにしなければなりません。

川が途中で壊れたら絶対になりません!

川の列があちこちに複数個発生するのは大丈夫です。

もし王国のタイルの山がなくなった場合

「王国タイル置き」行動はできないので、

その時は「キャラクターを移す」行動を選択しなければなりません。


※冒険談聞かせて!

冒険する!を終えたら、次に冒険談聞かせて!をします。


今回、自身のカードの条件を満たしていたら

そのカードを自分のストーリーブックの横に広げて、他の人に読んでください。

その後、自分のストーリーブックの一番上のカード1枚を持ってきてください。


他のプレイヤーのターンにカードの条件が満たされるのは役に立ちません。

必ず自己ターンの行動が終わった時のみカード条件が満たされたと認められます。


冒険談聞かせて!で繰り広げられるカードは一回にたった1枚だけです。

もちろん条件に合わなかったら今回はカードを広げられません。


別のページに移動

「物語づくり(冒険する!▶冒険談聞かせて!)」ができなかったりしたくない場合、

「別のページにめくる」の選択肢を選択してください。

「他のページにめくる」は自分の手に持った

ストーリーカードを別のものに変えられます。

手に持ったカードを裏面が見えるように自分のストーリーブックの一番下に入れて、

ストーリーブックの一番上のカード1枚を持っていき一人で見てください。

その後、自分の魔法トークンを正面に裏返してください。

この魔法トークンは後で「物語を作る」をする際に使うことができます。


もちろん、すでに自分の魔法トークンが正面の状態でも

「他のページにめくる」選択肢を選択できます。

代わりに魔法トークンには何の変化もないでしょう。

魔法トークンを複数持つことはできません!


もし自分のストーリーブックにカードがちょうど1枚だけ残っていても、

「別のページにめくる」選択肢を選んで

自分の魔法トークンを前面に裏返すことができます。


魔法トークンとは何ですか?

冒険する!をもう一度できるようにする素晴らしい道具です。

冒険する!をした後に魔法トークンを裏面にひっくり返すと冒険する!を

もう一度行うことができます。

つまり、一回に冒険する!を連続2回できるようになります。

(次に冒険談聞かせて!をします。)


順番終了

「物語を作る(冒険する!▶冒険談を聞く!)」を終えた

「他のページにめくる」を終えたらターンが終わります。

他のプレイヤーへと順番が変わります。



4.ゲーム終了

誰かが自分のストーリーブックをすべて冒険談聞かせて!を展開したら

すぐにゲームが終了し、そのプレイヤーが勝利!

とても珍しいケースですが王国のタイルがなくなると、自分の最後のストーリーカードを

満たすことができない状況が生じることもあります。

これでプレイヤーは敗北し、他のプレイヤーはゲームを続けます。

全員がこんな状況に陥ると、

全員で敗北してネバーエンディングストーリーの中に閉じ込められたまま

ゲームが終わります。勝者はいません。



アドバイス

カードの下部には番号が書かれています。

ゲーム終了後、展開したカードを番号順に並べ替えて読むと

物語が時間順に流れているのを見ることができます。



ドラゴンの家

1. 見る

キャラクターたちの視界は一直線に適用されます。

距離がどれほど遠くても構いません。

他のキャラクターがいても後ろを見ることができます。

キャラクターは他のキャラクターの視界を防ぎません。


キャラクター自らが立っているマスも視界の範囲に入ります。

空白マスを越えて見ることはできません。


もしカードの条件に「同時に二人のキャラクターを見る」と書かれているとき、

その2つのキャラクターが必ず同じマスにいる必要はありません。


もしカードの条件に「特定の土地3マスを一列に見る」と書かれているとき、

その3マスすべて一列に置かれたまま視界に入らなければなりません。

(しかし、その3つは必ずしも隣接する必要はありません。)


姫は騎士とドラゴンの両方を見ることができます。



2. 到着する

自分の番に自分がそのキャラを移動させてそのマスに止まった時、

そのキャラクターが該当マスに到着したと理解してください。



3. 会う

キャラクター同士、同じマスにあれば会ったと考えてください。

「会う」が成立するには、少なくともそのキャラクターの1つ

自分の番に動いてそのマスに到着しなければなりません。


考:「到着する」や「会う」が成立するには、

自分の番にキャラクターを動かさなければなりません。

「王国タイル配置」をするとキャラクターを動かすことができません。

したがって、「王国タイル配置」では「到着する」や「会う」という条件を

満たすことができません。

しかし、「見る」という条件は「王国タイル配置」としても満たすことができます。


4.大きな森/大きな山/大きな郡

同じ種類の土地が3マス以上続いていると「大きい」という言葉がつきます。

繋げる方向は関係ありません。

大森/大山/大郡が王国のあちこちにいろいろなところができても大丈夫です。



5. 大河

他の地形とは異なり、川は5マス以上続かなければ大きな川と認められます。

川が描かれたタイル同士だけが付いているからといって大きな川になるのではありません。

川の列 5 マス以上が一行につながると大きな川と認めることができます。



6.過ぎる

城に到着したり、城を通過して移動したことを

「城を通る」という表現で表現します。