交渉を通じて裕福になるために暗黒の組織になる必要があります!
アイム・ザ・ボス
I'm the Boss!
プレイ人数3~6人
プレイ時間60分
数多くの取引を成功させ、莫大な財産を築くため、
影響力のある投資家とのコネが必要です。
自身に必要な人材を交渉のテーブルに連れてきて取引に参加するよう説得できれば、
大金を稼いで業界最高の座に就くことができます!
しかし、取引にはトラブルがつきものです。
割り込んで自分の分け前を取ろうとするライバルに気をつけてください。
プレイヤーは投資家を集め取引を成功させ、配当金を受け取ります。
他のプレイヤーが開始した取引に参加して配当金を受け取ることもできます。
ゲーム終了時、最も多くのお金を貯めたプレイヤーが勝利します。
目次
1.構成品
2.ゲーム準備
3.ゲーム進行
3-1.取り引きする
3-2.交渉する
3-2-1.交渉参加
3-2-2.影響力カード
3-3.取引終了
4.ゲーム終了
5.変形ルール
6.2人プレイルール
1.構成品
影響力カード98枚
一族カード24枚
ボードには 16 個の取引マスがあります。
各取引場所には、取引が終わったときに
受け取る配当の数と取引を成功させるために
必要な投資家が表示されています。
大きな取引ほど投資家がたくさん必要です。
各配当の金額は、取引が行われるときに決まります。
ex)
この取引には赤、青、黄色の投資家が必ず必要で、
さらに、ピンク、オレンジ、グリーンの投資家のうち 2 人が必要です。
このように5人が集まれば取引が成立します。
2.ゲームの準備
両面に投資家が描かれた投資家カード6枚を
各プレイヤーに1枚ずつ配ります。
4人または5人でゲームをする時は
残った投資家カードをボードの横に置いておきます。
3人でゲームをする時は各プレイヤーに2枚ずつ配ります。
ゲーム中にプレイヤーたちは
それぞれ自分の前に置かれた家門を代表する投資家の役割を果たします。
影響力カードをよく混ぜて各プレイヤーに5枚ずつ配ります。
残ったカードはボードの真ん中に表面が見えないように積んでおきます。
もらった影響力カードは、他のプレイヤーが見ることができないようにします。
取引カードを#1が一番上に来て
#15が一番下に置かれるように、ゲームボードの中央に順番に積み上げます。
一番上にある取引カードには、今取引が成立すれば
配当一つ当たり受け取ることができる金額が書かれています。
配当の 1 つの金額は、ゲームが進むにつれて増加します。
プレイヤーの 1 人を銀行家に決めます。
取引が成立したとき、銀行家は取引結果に応じて
配当金を銀行から支払います。
各プレイヤーは無一文の状態でゲームを開始します!
誰が一番最初に始めるかを決め、
スタートプレイヤーの右側の人がドルマーカーを好きなマスに置きます。
スタートプレイヤーからゲームを開始します。
3.ゲーム進行
プレイヤーは自分の順番で次の 2 つの行動のいずれかを選択して実行します。
• ドルマーカーが置かれているマスから
取引を開始します。
(「取引しましょう。"を参考にしてください。)
• サイコロを転がして出た数字だけドルマーカーを時計回りに動かします。
取引カードで覆われているマスは、移動するマス数に含まれません。
移動を選択したら
到着したマスから次の2つの行動のいずれかを選択して実行します。
• ドルマーカーが到着したマスで取引を開始します。
• 影響力のあるカードの山からカードを 3 枚取得します。
1 人のプレーヤーは、影響力のあるカードを 12 枚まで持っていることができます。
もし持っている影響力カードが12枚を超えると
すぐに12枚だけ残してカードを捨てます。
またはカードを捨てる前に
雇用カード 3 枚を使用して、カード数を減らすこともできます。
(「雇用カード」の部分を参考にしてください。)
カードを持ってきたり、
取引を成功させたり、
あるいは取引に失敗したら順番は終わり、
左プレイヤーの番になります。
(例外状況については'ボスカード'の部分を参考にしてください。)
ゲーム進行アドバイス👀:
ゲーム序盤は他のプレイヤーの交渉に割り込んだり、
自分の取引を保護するために
まず、影響力のあるカードを十分に集めることをオススメします。
3-1.取り引きする
「取引しましょう」と言ったら
ドルマーカーが置かれたマスで取引を開始します。
これを言うまで、他のプレイヤーは取引を開始するかどうかを
決定するまでは影響を与える言葉は言えず、
影響力カードを使用することもできません。
取引を開始したプレイヤーがこの取引のボスになります。
取引が成立するためには、そのマスにいる投資家が必要です。
大きな四角に描かれた投資家一族は、
この取引を成功させるために不可欠です。
白い箱の中に小さな四角と一緒に書いてある数字は、
必ず必要な一族の他に、いくつの投資家一族が追加で必要かを示します。
取引を成功させる方法は次のとおりです。
• ボスプレイヤーが持っている投資家は、取引に同意するものと見なされます。
例えば、取引に必要な一族が赤とオレンジ色で、
ボスがこの両方の投資家を持っている場合は、
自動的にこの2人の一族の同意を得たことになります。
• 必要ならば手に持っている一族カードを自分の前に置いて
その色の投資家に代わってもらうことができます。
一族カードは同じ色の投資家の家族を表し、
どの取引でも、その投資家に代わることができます。
投資家ごとに4枚ずつの一族カードがあります。
• もし取引に必要な家門の投資家カードもなく、
一族カードも使えないか、
使いたくなければ
他のプレーヤーとの交渉を通じて、必要な投資家を集める必要があります。
3-2.交渉する
誰かが取引を始めたら
すべてのプレーヤーがその取引に参加したり、妨害したりすることができます。
取引が行われている間は特別な順序がなく、
誰でもいつでも以下の行動を通じて交渉に割り込むことができます。
• 交渉に参加する。
• 影響力カードを使用する。
3-2-1.交渉参加
取引に必要な投資家カードが目の前にあったり、
一族カードを手にしているプレイヤーは、ボスと交渉できます。
投資家カードを持っている場合は、取引に参加すると、
ボスにすぐに提案できます。
一族カードを手にしているプレイヤーは、
まず、みんなが見られるように
一族カードを置いてこそ交渉参加を提案することができます。
いずれの場合も取引を成功させるために
同意する対価をボスと交渉します。
現在、取引を通じて得られる配当金のみが対価として与えられることがあります。
プレイヤーはいくつかの配当を要求することもできますし、
具体的な金額を要求することもできます。
ボスは投資家の同意を得るために
要求する金額を支払うかどうかを決定する必要があります。
取引が成立する前に、事前にお金を支払うことはできません。
一度下ろした一族カードは
交渉が成功するかどうかに関係なく、放棄したままです。
各色ごとに投資者カードの他に
4枚ずつの一族カードがあるので、
交渉中に各一族を代表できるプレイヤーが
何人かいるかもしれないし、
ボスはその中でどんなプレイヤーを
取引に参加させるかどうかを決めることができます。
3-2-2.影響力カード
ボスを含め、どのプレイヤーでも影響力カードを使用できます。
カードを使って交渉に影響を与えることもあり、
交渉中の他のプレイヤーの行動に対応することもできます。
交渉中は誰でも、いつでも影響力のあるカードを使用できます。
順番に使用するものではないということに注意する必要があります。
説明書の後半の例を見ると、
さまざまな影響力カードをどのように使用するかがわかります。
旅行カードは、適切な投資家や一族カードの上に使用できます。
旅に行った(旅行カードの下に置かれたカード)
投資家や一族は今回の取引に参加できません。
(旅行カードは各一族別に3枚ずつあります。
そしてどんな一族にも使えるグレーの旅行カードが3枚あります。)
投資家カードに使われた旅行カードは、
その取引が終わるまで残っています。
取引が終わると、旅行カードは捨てられます。
一族カードに旅行カードを使うと、
すぐに2つのカードを一緒に捨てます。
3-3.取引終了
ボスが誰なのかは関係なく
あなたの取引に必要な投資家や一族の支持をすべて得たなら、
取引条件を述べ、「1、2、取引が成立しました」と宣言します。
一度取引が成立すると、誰も影響力のあるカードを使用できません。
ゲーム進行アドバイス👀:
ルールを少し変更して取引の成立を宣言する前に
ボスが各プレイヤーにもっと使用するカードがあるかどうか
聞いてみることができます。
もし取引が成立したとき
取引に参加もせず、旅行に行かなかった
一族カードがテーブルに残っていれば
そのカードを使ったプレイヤーが再び手に持ってきます。
その他に使用された影響力カードはすべて捨てられます。
影響力のあるカードの山が落ちたら、捨てたカードをよく混ぜて
新しい影響力カードのダミーを作成します。
銀行家はボスに取引に応じた配当金を支払います。
配当の数はゲームボードの取引欄に書かれており、
各配当の金額は、取引カードダミーの一番上のカードに書かれています。
配当を受けた後に
ボスは取引に参加したプレイヤーに、
交渉で合意された金額を支払わなければなりません。
ex)
6番目の取引で配当1つの金額は$3Mです。
配当の数が4人取引を成功させた場合、銀行から$12Mを受け取ります。
支払いがすべて終わったら
取引カードダミーの一番上のカードを取引が行われたマスに
裏面が見えるように置き、ドルマーカーを次の空欄に移します。
ボスの左側のプレイヤーが順番を進めます。
取引失敗
もし取引に必要な投資家やその一族を集めることに失敗したら、
ボスは、取引が失敗したことを宣言する必要があります。
これは普通悪い状況ですが
他のプレイヤーたちがあまりにも多くのお金を要求して
交渉を決裂させる可能性もあります。
それとも取引に必要な投資家が旅行に行ったのに
彼に代わる一族がいなくて
やむを得ず取引が失敗する可能性があります。
いかなる場合であれ、取引が失敗すると、
テーブルに残っている一族カードは、
そのカードを使ったプレイヤーの手に戻ります。
しかし、交渉中に使用された他の影響力カードはすべて捨てられます。
参照💭:
取引が失敗するとすぐに順番が終わり
ボスの左の人が次の番を行います。
お金の管理
プレイヤーは自分が持っているお金を誰でも見られるように
テーブルの上に置いておく必要があります。
しかし自分が持っているお金がいくらなのか正確に分からないように
裏返して積み重ねることができます。
プレイヤーたちは積もっているお金を見て
お互いにいくら持っているか推測できますが、
正確な金額はわかりません。
絶対に他人のお金に手を出してはいけません。
4.ゲーム終了
10回目の取引からは毎回取引が成立すれば
取引欄に取引カードを置いた後、ボスがサイコロを転がします。
サイコロを転がして出た数字が
取引カードの裏面の数字のいずれかに一致すると、
即座にゲーム終了となります。
そうでなければ、ゲームは続行されます。
15回目の取引が成立すると、
サイコロを転がさずにゲームが終わります。
各プレイヤーは自分が持っているお金を数えて
最も多くのお金を持っているプレイヤーが勝利します。
ex)
11回目の取引が成立した後、
ボスがサイコロを転がして1か2が出たらゲームが終わります。
5.変形ルール
プレイヤーの好みによって
次のルールの中で、好きなルールを
元のルールの代わりに適用してゲームをすることができます。
一番上の2つのルールがよく行われるルールです。
• 取引中にボスカードが使用され、
ボスが変わっても順番は変わりません。
• 自分の順番を始める時、手札に10枚以上の影響力カードがあれば
必ず取引をする必要があります。
そのマスでやってもいいですし、
サイコロを転がして移動したマスで行ってもいいです。
• 取引でお金を稼ぐためには自分がボスだったり、
影響力カードを一枚でも使うべきです。
そうでなければ配当を受けることができません。
• 影響力カードを持ってくるとき
自分が持っている投資家カード数によって
持ってくる枚数が変わります。
投資家がいなければ4枚、
投資家が1人なら3枚、
2人なら2枚、
3 人以上の投資家を持っている場合は、1 枚持ってきます。
• 手札に影響力カードが3枚以下の場合、取引を試みることはできません。
• 10回目の取引から
各プレイヤーは、手札に影響力カードを 10 枚まで持つことができます。
ゲームがもっと早く終わることを望むなら
ゲーム時、作戦取引カードを積む時
3、6、9番のカードを抜いて始めます。
ゲーム終了条件は通常のゲームと同じです。
• 競争の少ないゲームを望むなら、人数に関係なく
以下の2人用ルールに従ってゲームを行います。
6.2人プレイルール
次のルールを除いては、元のルールと同じです。
ボスは相手の同意なしに相手の投資家を使用できます。
この時は投資家カード1枚当り「全体配当金を投資家数だけ割った金額」を支払います。
どのプレイヤーも取引が成立するのを防ぐために
自己投資家カードに旅行カードを使用できます。
ボスはテーブルに置いてある投資家と一族カードで
取引の成功条件が満たされれば、無条件に取引を成功させなければなりません。
ソーシャル